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親子で一緒に!「小学生向け~作文の書き方講座」

✔本記事の内容

 

「小学生の作文は、何を書いていいかわからない。」

「子供に作文の書き方を教えたい。」

 

 

この記事ではそんなお悩みをお持ちの、お母さん・お父さんに、小学生向けの作文の書き方を伝授します。

 

 

まずは書けない原因を知り、その改善方法を伝授します。その後、作文の具体的な書き方を、例文を見ながら解説していきます。

 

 

今日から子供と一緒に作文を書けるようになりましょう。

✔記事の執筆者

 

Text Online代表 山本智敬

・代筆ライター/フリーライター

 

 

私は多くの親御様から作文のお悩み・代行依頼を受けています。どうして作文が書けないのか、なぜ内容が思いつかないのか、その理由を私の経験をもとに分析し、解決方法をお伝えします。

 

✔目次

  1. 小学生に求められる作文
  2. 作文が書けない3つの原因
  3. 書き方の具体的な手順
  4. 作文力を底上げするには

✔小学生に求められる作文

 

小学生に求められる作文は、どのようなものなのでしょうか。それがわからなければ、対策のしようがありません。

 

 

そもそも作文とは(Wikipediaより)

 

「作文とは物語や感情の表現、または事実や意見などの情報の伝達を目的として一定の秩序をもって書かれる文の集合体を作製する行為である。」

 

 

ということは、作文に求められているのは、事実+意見を誰かに伝えることです。ただ、小学生の場合は、意見というよりも感想に近いです。

 

 

つまり、小学生に求められる作文は「事実+感想を先生に伝えること」です。

 

 

この前提を踏まえて、作文の書けない原因とその改善策を解説します。

 

✔作文が書けない3つの原因

|そもそも日本語を扱えていない

 

主に語彙力が足りなかったり、文法があやふやだったりする場合です。小学生ですから、完璧な日本語を扱えなくても仕方ありません。

 

しかし、ある程度の語彙と文法が無ければ、当然文章を書くことはできません。

 

 

・語彙力・文法力(日本語力)をつける方法

 

長期的に見れば、読書をすることが一番です。ですが、読書を始めてもすぐに作文力には直結しません。

 

なので、読書をしながら語彙力を高める本を読むことをおススメします。 

 

|事実が詳しく書けていない

 

作文は先ほども書いたように、「事実+感想」という構成ですので、まずは事実が詳しく書けないと感想を書くことができません。

 

 

・事実を詳しく書く方法

 

事実を書くときに役立つのが、5W1Hです。

 

 

5W1Hとは・・・

いつ(when )   昨日

どこで(where)  アスレチック公園

誰が(who)   クラスのみんな

何を(what)   鬼ごっこ・アスレチック・かくれんぼ

なぜ(why)   行く前にクラスで決めた

どのように(how)バスで公園へ行った

 

 

例文では、アスレチック公園へ遠足で行ったことを、5W1Hで書き表しました。すると、事実として何をどうしたのかが見えてきます。

 

 

|感想が出てこない

 

「書きたいことが無くなって途中で手が止まってしまった。」

「出来事(事実)を書くことはできるが、感想が少ない。」

 

 

感想が書けないとこのような状態になります。

 

 

感想が無いのは、作文においてもっとも致命的です。なぜなら、作文は自分の感想や主張を述べることが目的だからです。

 

 

・感想をスラスラ書く方法

 

出来事に対してどう思ったのかを引っ張りだしていきます。これについては具体例を見た方がわかりやすいです。

 

 

例、「遠足の作文」

 

事実 「○○こうえんに行って、○○くんとブランコで遊びました。」

感想 「楽しかったです。」

 

 

これだと、あっという間に感想が終わってしまいます。そこで、感想をより具体的に書くのです。

 

 

「どう楽しかったのか?なぜ楽しかったのか?」を子供に聞いてみましょう。

 

 

例、「ブランコで二人乗りをしたから、楽しかった。」「○○君はブランコをこぐのがうまいから、楽しかった。」

 

 

このあたりは、事実を詳しく書く方法とやり方は似ていますね。

 

 

繰り返しになりますが、作文における感想は最も重要です。

 

 

作文は出来事(事実)に対して、「あなたはどう感じたのか?」が問われています。

 

 

感想を書くのが苦手な子供には、作文の書き方を基礎から本で学ぶことをお勧めします。将来にも役立つチカラですので、今のうちに学んでおきましょう。

 

 

✔書き方の具体的な手順

 

それでは実際に書き方を学んでいきましょう。ステップ0~ステップ5に分けて解説していきます。

 

 

お父さんお母さんも一緒に手伝いながら書いてください。はじめから原稿用紙に書くのではなく、別紙に下書きをすると書きやすいです。

 

 

|ステップ0 基本を押さえる

 

書き方へ入る前に、必ず押さえておくべき3つの知識があります。

 

 

 

・作文の種類

 

小学生の作文は大きく分けて2種類あります。

 

 

1、自由作文

 

何もテーマが指定されていない作文。ただし、完全に自由というわけではなく、学年末に一年を振り返って自由に書く作文などが多い。

 

 

2、テーマ作文

 

運動会、遠足、学芸会など、特定のイベントについて書く作文。また、高学年になってくると、社会テーマ(環境問題、いじめなど)について書く機会もあります。

 

 

どちらの作文であっても、基本的な書き方は同じです。

 

 

 

・原稿用紙の使い方

 

Z会のホームページに詳しく記載がありますので、原稿用紙の使い方がわからない方はご覧ください。

Z会「原稿用紙の使い方」

 

 

・文体を整える

 

文体とは主に、文章の語尾のことです。一般的に、文章の語尾は「ですます」「だ、である」の2種類です。

 

 

小学校では文科省の指示により、基本的には「ですます」を使います。

 

 

また、主語も統一しましょう。「ぼく」「わたし」のどちらかが無難です。

 

 

|ステップ1 構成を考える

 

工作をするときに、全体像をまずは想像しますよね。それと同じように、作文の場合でもまずは全体の構成を考えます。

 

 

文章構成の代表的なパターンは2つあります。

 

 

・起承転結

・序論・本論・結論

 

 

インターネットで「作文 書き方」と検索すると、「起承転結」「序論・本論・結論」で構成しよう、と書かれている記事を見かけます。

 

 

中高生の作文や小論文であれば、「起承転結」「序論・本論・結論」の構成を利用して書きます。

 

 

しかし、小学生が書く多くの作文(一部例外あり)には不向きな構成です。なぜなら、主張作文を書くのに向いている構成だからです。

 

 

小学生が書く作文は、運動会、学芸会、遠足など出来事の感想を書く作文です。

 

 

よって、小学生に向いている構成はシンプルに「時系列に並べる」です。

| ステップ2 構成に事実をはめる

 

まずは、子供にどんなことが印象に残っているかを聞いて、書き留めていきましょう。

 

 

き起こした事実を、下記の例のように時系列に並べます。

 

 

これで、基本の骨組みが完成します。

 

 

例文「構成に事実をはめる」

 

1、運動会の前

「運動会の練習は2カ月前から始まりました。」

「予行練習を5回やりました。」

「練習では徒競走で1位でした。」

 

 

2、運動会の当日

「本番では徒競走が3位になってしまいました。」

「お昼休憩の時、お母さんのお弁当を食べました。」

「運動会が終わった後、家族でお店に料理を食べに行きました」

 

 

3、運動会の後日

「学校で、運動会の様子を絵に書きました。」

 

 

例文の場合では、運動会の前後で起こった事実を時系列に並べました。

 

 

|ステップ3 事実の補足と感想を加える

 

先ほど時系列に並べた事実を、より詳しく書いていきます。また、同時に感想も加えます。

 

 

事実を詳しく書くのに利用するのが、最初に紹介した5W1Hです。

 

 

再度、確認しておきましょう。

 

 

いつ(when )   

どこで(where)  

誰が(who)   

何を(what)   

なぜ(why)   

どのように(how)

 

 

特に、太字で示した「誰が、何を、なぜ、どのように」が重要です。

 

 

感想も同様に、まずはシンプルな感想「楽しかった。」「うれしかった。」からでも構いません。そこから、どうして楽しかったのか、なぜうれしいのかを考えていきます。

 

 

実際に、先ほどの文章へ「事実の補足と感想」を加えてみます。

 

 

例文「事実の補足と感想」

 

1、運動会の前

 

「運動会の練習は2カ月前から始まりました。」

→組体操の練習からはじまりました。最初はなかなかうまくできなかったけれど、だんだんうまくなっていきました。みんなが一生懸命練習したからだと思います。僕も先生の話をちゃんと聞いて、練習をしていくうちにうまくなりました。

 

 

「予行練習を5回やりました。」

→はじめのリレーの練習はバトンがうまくつながらなかったけれど、練習しているうちに団結してうまくいくようになりました。

「練習では徒競走で1位でした。」

→この日は調子が良くて、いつもより早く走れた感じがしました。

 

 

2、運動会の当日

 

「本番では徒競走が3位になってしまいました。」

→本番はとても緊張してしまって、足がふわふわしてしまいました。結果はざんねんだけれど、みんなと一緒に走れて楽しかったです。

 

 

「お昼休憩の時、お母さんのお弁当を食べました。」

→お弁当にぼくの大好きなウィンナーが入っていました。いつも食べるウィンナーよりもなぜかおいしく感じました。おそとで家族と一緒に食べると、よりおいしく感じるのだと思います。

 

 

「運動会が終わった後、家族でお店に料理を食べに行きました」

→お父さんに「なんでも食べていいよ。」と言われたので、焼き肉を食べに行きました。いつも食べている肉よりやわらかくて、とてもおいしかったです。

 

 

3、運動会の後日

 

「学校で、運動会の様子を絵に書きました。」

→ぼくは一番いんしょうに残っていた徒競走を思い出して書きました。

 

 

|ステップ4 感想をまとめる

 

最後にまとめを書きます。基本は、感想をまとめます。一番印象に残っていることを書いても構いません。

 

 

例文「感想をまとめる」

 

徒競走では一位になれなかったけれど、みんなと一緒に組体操をしたり、玉転がしをしたりして、とても楽しかったです。また来年もいっしょうけんめい練習して、次こそは徒競走で一位になりたいです。

 

 

|ステップ5 全体をまとめて見直す

 

ステップ3の文章を接続語を使いながらつなげます。その後ろに、まとめた感想を書きます。

 

 

また、おかしなところがないか見直しをします。

 

 

「見直しのポイント」

・文体が統一されているか(主語、語尾)

・誤字、脱字がないか

・漢数字で統一されているか(1→× 一→〇)

 

 

|完成形

 

改行についてですが、構成の時に3つの時系列に分けた通り「運動会の前・運動会当日・運動会の後」に分けて改行を入れました。

 

 

学校行事の作文を書く場合は、たいてい「準備期間・本番・後日」の3つの期間に分かれることが多いと思います。参考にしてみてください。

 

 

※本文の内容は適当に作成しました。あくまでも書き方の手順を説明するために作成したため、ご了承ください。

✔作文力を底上げするには

 

作文力は早いうちから習得することを強く勧めします。なぜなら、作文力は大人になってからでは身に着けるのが大変難しいからです。

 

 

事実、作文力の基礎となる読解力は中学~高校までしか伸びないというデータが出ています。(本:AI vs 教科書が読めない子供たち)

 

 

また、文章を書くことが昔に比べてとても多くなりました。仕事では、メール・企画書・レポート・プレゼンなど、ほとんどのビジネスシーンで文章を書く機会があります。

 

 

小学生のうちに作文力を強みにしていきたい方には、作文の通信講座をおすすめします。

 

 

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